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【2026年9月更新】東北海道(道東)でシーベリー(サジー)狩りを楽しむなら|知床に近い清里町で鮮やかな果実を味わおう【時期・食べ方も紹介】

【2026年9月更新】東北海道(道東)でシーベリー(サジー)狩りを楽しむなら|知床に近い清里町で鮮やかな果実を味わおう【時期・食べ方も紹介】

北海道の秋は、オレンジ色の果実「シーベリー」に出会う季節

枝いっぱいに連なる、鮮やかなオレンジ色の小さな実。遠くから見ると、木に小さな宝石が灯っているようにも見えます。その果実の名前は、シーベリー。健康食品やジュースでは、サジーという名前で知っている方も多いかもしれません。

ひと粒口に入れると、まず驚くのは力強い酸味です。レモンや柑橘類をぎゅっと濃縮したような味で、思わず背筋が伸びるほど。甘い果物とは違いますが、一度味わうと忘れにくい個性があります。

北海道東部・オホーツクエリアの清里町にある「ベリーの森工房」では、9月上旬頃からシーベリーの摘み取りを予定しています。世界自然遺産・知床や網走、摩周湖へ向かう旅の途中で、日本ではまだ珍しい果実を実際に見て、触れて、味わってみませんか。

この記事では、

  • シーベリーとサジーの違い
  • 生の果実はどんな味なのか
  • 2026年のシーベリー狩り情報
  • シーベリー狩りならではの魅力と注意点
  • ジュースやソースなど家庭での楽しみ方
  • 毎日の食生活に無理なく取り入れる方法

を、北海道清里町で実際にシーベリーを育てている生産者の視点からご紹介します。

▼シーベリーの歴史や特徴、栄養について詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。

【北海道の生産者が解説】奇跡の果実シーベリー(サジー)とは?味・旬・栄養素・特徴

シーベリーとサジーは違う果物?

結論からいうと、シーベリーとサジーは同じ植物を指しています。

地域や分野によって、

  • シーベリー(Sea Berry)
  • サジー
  • シーバックソーン(Sea Buckthorn)
  • オビルピーハ

など、さまざまな名前で呼ばれています。

日本では健康食品やジュースを通して「サジー」の名前が広まりました。一方、農業や園芸の分野では「シーベリー」や「シーバックソーン」と呼ばれることがあります。当園では、果樹としての姿も知っていただきたいという思いから「シーベリー」と呼んでいます。

シーベリーはどんな果実?ブルーベリーとの違い

シーベリーは、グミ科ヒッポファエ属の落葉低木に実る果実です。ユーラシア大陸の広い地域に分布し、寒さや乾燥に耐える生命力の強い植物として知られています。ブルーベリーと同じ「小さな果実」ですが、見た目も味も摘み方も大きく異なります。

比較シーベリー(サジー)ブルーベリー
果実の色鮮やかな黄色~オレンジ色青紫色
主な味わい非常に強い酸味と独特の香り甘みと爽やかな酸味
実のつき方枝に密集してつく一粒ずつ摘みやすい房になる
果実の状態熟すとやわらかく、果汁が出やすい比較的形を保ちやすい
樹の特徴棘がある基本的に目立つ棘はない
おすすめの食べ方ジュース、ソース、ジャム、ドレッシング生食、スイーツ、ジャム

ブルーベリーがその場で何粒も食べたくなる果実なら、シーベリーはまず一粒を味わい、その力強さを知る果実です。

「背中が伸びる酸味」は、シーベリーの魅力

生のシーベリーを初めて食べた方からは、「酸っぱい!」という声がよく上がります。味を言葉にするなら、レモン、みかん、パッションフルーツなどを、さらに濃くしたような爽やかな酸味。そこに青々しさや独特の香りが重なります。

そのまま何粒も食べるタイプの果実ではありませんが、この酸味は使い方次第で大きな魅力になります。

  • 水や炭酸で割ると、爽やかなドリンクに
  • 牛乳や豆乳と合わせると、まろやかなベリーミルクに
  • 砂糖と煮ると、味が引き締まったジャムやソースに
  • 肉料理やサラダに加えると、レモンやビネガーのようなアクセントに

甘くして酸味を消すのではなく、強い酸味を少しずつ生かす。それがシーベリーをおいしく楽しむコツです。

なぜシーベリーは「スーパーフード」と呼ばれるの?

シーベリーには、ビタミンC、ビタミンE、カロテノイド、ポリフェノール、脂肪酸など、さまざまな成分が含まれています。鮮やかなオレンジ色は、βカロテンなどのカロテノイドに由来します。

果実の成分量は、品種、栽培地、成熟度、保存方法や加工方法によって変わります。そのため、「ほかの果物の何倍」といった数字だけで価値を判断するよりも、色や酸味を楽しめる一つの果実として食生活へ取り入れるのがおすすめです。実際に食べ比べをしてみて、「なにか体に良さそう」「体にあっているなー」と感じる感覚も大事にしていただきたいです。

清里町・ベリーの森工房でシーベリー狩りを楽しむ5つの魅力

① ジュースになる前の「本物のサジー」を見られる

日本でサジーを知るきっかけは、瓶や紙パックに入ったジュースであることがほとんどです。枝に実る姿を見たことがある方は、まだ多くありません。農園では、銀色がかった細長い葉、枝いっぱいに密集する実、果実の間に隠れる棘まで観察できます。「サジーは、こんな木になるんだ」という発見そのものが、シーベリー狩りの魅力です。

② 鮮やかなオレンジ色に染まる畑を楽しめる

実が熟す頃、シーベリーの木は一斉にオレンジ色へ変わります。ブルーベリー畑とはまったく異なる、秋らしく明るい風景です。斜里岳と広い空を背景に、オレンジ色の果実を見る時間は、道東の旅の記憶に残るはずです。写真を撮る際は枝を傷つけないよう、足元と棘に気をつけながらお楽しみください。

③ 摘む難しさも含めて、果実が届くまでを知ることができる

シーベリーの収穫は、見た目以上に根気が必要です。実は枝に密集し、熟すとやわらかくなります。さらに枝には棘があるため、果実を潰さず、手を傷つけずに摘むには少しコツがいります。樹木は背が高いので脚立を使っての摘み取りです。自分で摘んでみると、一杯のジュースや一瓶のソースになるまでに、どれほどの果実と手間が必要なのかが分かります。食べ物の背景にある仕事を体で知ることも、農園体験ならではです。

国産シーベリーの供給量は農家さんが少なく他のベリーと比べると圧倒的に少ないです。また1時間あたりの収穫量は、他のベリーと比べると少ない状況です。また収穫後の果実にはタネが入っているため、手作りのコンフィチュールやソースにするには一手間かかります。シーベリーだけなぜ値段が高いの?と思われる方が多いかと思いますが、こんな背景があります。

④ 生果と加工後の味の変化を比べられる

まず生の果実を一粒。その後、ソースやコンフィチュール、ドリンクとして味わってみると、同じ果実とは思えないほど印象が変わります。酸味が乳製品や甘みと出会うことで、爽やかさと深みのある味になります。「市販のサジージュースは苦手だった」という方にも、自分に合う楽しみ方が見つかるかもしれません。

カフェでは、ベリーミルクや、シーベリーソースをトッピングしたパンナコッタ、ソフトクリームを提供しています。

⑤ 農園カフェで、最初の一杯から試せる

摘み取りの後は、併設の農園カフェ「en処towa」でゆっくりお過ごしください。en処towaでは、自家製シーベリーを使ったソースやコンフィチュールなどをご用意しています。季節や在庫によっては、シーベリーの酸味を乳製品のまろやかさと合わせたメニューも楽しめます。

シーベリーソースの画像

「果実をたくさん持ち帰る前に、まず自分の好みに合うか試したい」という方にもおすすめです。
店頭では味見もしていますのでお声がけください。

en処towaの最新メニュー・営業情報を見る

2026年 シーベリー(サジー)狩り開催情報

ベリーの森工房では、2026年も9月上旬頃からシーベリー狩りを予定しています。

項目内容
開始時期 ※開催中です。2026年9月6日〜
収穫時期の目安9月上旬~10月頃
入園料無料
持ち帰り価格(100g)
場所ベリーの森工房(北海道斜里郡清里町江南67-4)
決済現金・PayPay
予約予約なく入れます。

シーベリーの実り方や熟す時期は、その年の気温、雨、日照によって変わります。また、果実の状態や収穫量によって、体験内容が変わることがあります。

ベリーの森工房 果樹の摘み取り最新情報

※カーナビでは別の場所へ案内される場合があるため、Googleマップで「ベリーの森工房」を検索してお越しいただくのがおすすめです。

シーベリー狩り当日の流れ

① ビニールハウス前で受付

ベリーの森工房のビニールハウス前で受付を行います。スタッフから、当日の注意事項や摘み取り方法をご説明します。不在の場合は、併設カフェ「en処towa」で受付を行うことがあります。

② 棘と摘み取り方の説明を聞く

シーベリーの枝には棘があります。また、熟した果実はやわらかく、強くつまむと果汁が出やすいため、ブルーベリーとは摘み方が異なります。安全に楽しめる範囲や摘み方を最初にご案内します。必ずスタッフの説明に沿ってお楽しみください。

③ オレンジ色に熟した実を収穫する

熟した実を選び、棘に注意しながら丁寧に摘み取ります。手や衣服に果汁がつくことがあるため、汚れてもよい服装がおすすめです。希望される方は、生のシーベリーを一粒味わってみてください。「背中が伸びる酸味」を実感できます。

④ 持ち帰り分を計量する

摘み取った果実を持ち帰る場合は、受付で計量して精算します。実がやわらかいため、容器を傾けたり、上に重いものを載せたりしないようご注意ください。

⑤ カフェで加工した味を楽しむ

摘み取りの後は、en処towaでひと休み。生果の強い酸味が、ソースやコンフィチュールになるとどう変わるのか、ぜひ比べてみてください。

初めてでも続けやすい、シーベリーの楽しみ方6選

1. 水や炭酸水で割る

シーベリーの果汁やソースを水、炭酸水で薄めます。はじめは少量から加え、好みの酸味になるまで調整してください。蜂蜜やシロップを少し加えると、飲みやすくなります。

2. 牛乳・豆乳・ヨーグルトと合わせる

乳製品や豆乳のまろやかさは、シーベリーの強い酸味とよく合います。

ヨーグルトへソースを少量かけたり、牛乳や豆乳にシロップを加えたりすると、鮮やかな色も楽しめます。酸により分離することがありますが、よく混ぜながら味わうのもシーベリーらしい楽しみ方です。

3. ソースやコンフィチュールにする

砂糖と一緒に加熱すると、強い酸味を生かした爽やかなソースになります。

パンやヨーグルト、アイスクリームだけでなく、チーズ、鶏肉、豚肉などと合わせるのもおすすめです。甘いものと食事の両方に使えるのが、シーベリーの面白さです。

4. ドレッシングに加える

果汁やソースを、オリーブオイル、塩、蜂蜜などと合わせれば、果実の酸味を生かしたドレッシングになります。酢やレモンの代わりに少量加える感覚で、サラダや蒸し野菜へ。いつもの料理にオレンジ色が加わり、食卓が明るくなります。

6. お酒やノンアルコールドリンクに使う

炭酸、トニックウォーター、白ワインなどと合わせると、香りと酸味が引き立ちます。蜂蜜やハーブを加えて、自分だけのドリンクを作るのもおすすめです。

毎日の健康習慣にするなら「少量を、いつもの食事へ」

健康習慣は、特別なことを毎日頑張るよりも、すでにある習慣へ小さく加えるほうが続きます。

例えば、

  • 朝のヨーグルトへシーベリーソースをひとさじ
  • 休日の炭酸水へ少量加える
  • サラダのドレッシングに使う
  • 肉料理のソースに加える
  • アイスクリームの味を引き締める

といった取り入れ方があります。

一日の中で少しだけ、色や味の変化を楽しむ。そのくらいが、無理なく続けられる距離感です。

摘み取ったシーベリーの保存方法

シーベリーは熟すと果皮がやわらかく、果汁が出やすい果実です。持ち帰った後は、できるだけ早めに状態を確認しましょう。

冷蔵保存

つぶれた実や枝葉を取り除き、清潔な容器へ入れて冷蔵します。重ねすぎると下の実が潰れやすいため、浅い容器がおすすめです。生の風味を楽しむ場合は、なるべく早めに使い切ってください。

冷凍保存

長く楽しむ場合は冷凍保存が便利です。

  1. 枝葉や傷んだ実を取り除く
  2. やさしく洗う
  3. 水気を十分に取る
  4. バットなどへ広げて凍らせる
  5. 凍った実を保存袋へ移す

実を最初に広げて凍らせると、必要な分だけ取り出しやすくなります。解凍すると果汁が出やすいため、スムージーや加熱調理には凍ったまま使うのがおすすめです。

果汁やソースにして保存する

摘み取った日に果汁やソースへ加工し、小分けにして冷凍する方法もあります。製氷皿などで少量ずつ凍らせると、飲み物やヨーグルトへ必要な分だけ使えます。

家庭の冷蔵庫・冷凍庫は温度条件が異なります。色、香り、味の変化を確認しながら、早めに使い切ってください。

シーベリー狩りにおすすめの服装・持ち物

シーベリーには棘があり、果汁が衣服につく場合があります。ブルーベリー狩りよりも、肌を守れる服装がおすすめです。

服装

  • 長袖・長ズボン
  • 動きやすく、果汁や土がついてもよい服
  • 汚れてもよい靴(雨の後は長靴)
  • 帽子
  • 必要に応じて作業用手袋

持ち物

  • 飲み物
  • タオル
  • 日焼け止め
  • 虫よけ用品
  • 持ち帰り用の保冷バッグ・保冷剤
  • 汚れたものを入れる袋

手袋や収穫用具の持ち込み・使用については、スタッフへご確認ください。棘のある場所へ小さなお子さまが入る際は、必ず大人が付き添ってください。

知床・網走・摩周湖への旅と一緒に楽しむ

清里町は、世界自然遺産・知床、網走、摩周湖などを巡る道東旅行の途中に立ち寄りやすい場所です。

例えば、

  • 午前:神の子池、摩周湖、さくらの滝等を散策
  • 昼:清里町でランチ
  • 午後:ベリーの森工房でシーベリー狩り
  • 摘み取り後:en処towaでシーベリーミルクやシーベリーソースのソフトクリーム

という過ごし方もおすすめです。9月の清里町は、夏から秋へ景色が移り変わる季節です。観光地を見るだけではなく、その土地で育った果実に触れる時間を加えることで、風や気温、畑の匂いまで旅の記憶に残ります。

よくある質問

シーベリーとサジーは同じものですか?

同じ植物を指します。日本ではジュースや健康食品を通して「サジー」という名前が広まり、農業・園芸では「シーベリー」や「シーバックソーン」と呼ばれることがあります。

シーベリーは生で食べられますか?

はい、生でも食べられます。ただし酸味が非常に強いため、まずは一粒からお試しください。ジュース、ソース、コンフィチュールなどに加工すると楽しみやすくなります。

子どもでもシーベリー狩りを楽しめますか?

体験は可能ですが、枝に棘があります。必ず大人が付き添い、スタッフが案内する範囲と方法を守ってください。生果は非常に酸っぱいため、無理に食べず、ソースやドリンクなど好みに合う方法でお楽しみください。

一日にどのくらい食べればよいですか?

果物として一律に決められた摂取量はありません。酸味が強いため、少量から試し、体調や普段の食生活に合わせてください。特定の効果を期待して大量に摂るのではなく、バランスのよい食事の一部として楽しみましょう。持病がある方、服薬中の方、妊娠・授乳中の方で不安がある場合は、医師や管理栄養士へ相談してください。

雨の日でも体験できますか?

小雨であれば体験できる場合がありますが、足元や枝が濡れ、棘に気づきにくくなることがあります。天候や園内の状態によって変更する場合があるため、最新情報をご確認ください。

予約は必要ですか?

予約なしではいれます。

同時期に収穫できる果実は?

アロニア狩りが同時期に始まっています。アロニアについてはこちらをご覧ください。

まとめ|シーベリーは、酸っぱさから始まる新しい食体験

シーベリーは、誰にとってもすぐ食べやすい果実ではないかもしれません。生の一粒には、思わず背筋が伸びるほどの酸味があります。けれど、その酸味は、炭酸水に加えれば爽やかさに、乳製品と合わせればまろやかな味に、料理へ使えば輪郭のあるソースへ変わります。ジージュースとして知っていた果実が、どんな木に実り、どれほど丁寧に収穫されているのか。実際に畑で見ることで、一杯の飲み物の向こう側にある自然や仕事にも出会えます。枝いっぱいのオレンジ色の実を眺め、棘に気をつけながら一粒を摘み、その酸味に驚く。そして持ち帰った果実を、翌日のヨーグルトや飲み物へ少し加えてみる。シーベリー狩りは、珍しい果実を収穫するだけでなく、新しい味と、自分に合う食習慣を見つける入口です。北海道・道東を訪れる際は、知床に近い清里町で、鮮やかな北国の果実「シーベリー」に出会ってみませんか。

皆さまのお越しを、ベリーの森工房とen処towaでお待ちしています。

ベリーの森工房 果樹の摘み取り最新情報
en処towaへのアクセス・カフェ情報

記事内の健康情報について

本記事は、シーベリーを食品として楽しむための一般的な情報を紹介するもので、疾病の診断・治療・予防を目的としたものではありません。シーベリーの健康作用に関する研究は進められていますが、成分量は品種・産地・加工方法などによって異なり、人を対象とした研究もまだ限定的です。

参考資料

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