クマゲラは、日本に生息するキツツキの仲間では最大級の野鳥です。全身が黒い羽毛に覆われ、オスは頭頂部が赤く、メスは後頭部だけが赤いことが特徴です。本州では東北の一部に生息地が限られており、出会える機会は多くありません。北海道ならではの鳥の一部です。和名のクマという言葉は、「特大の」という意味があります。
アイヌの間では「チプ・タ・チカップ」(丸木舟を彫る鳥)と呼ばれ、ヒグマの居場所を教えたり道案内をしたりする神として崇められていました。
クマゲラは、大きなくちばしで木を力強く叩き、樹木の中にいるアリや昆虫の幼虫を探して食べます。森の中では「コンコン」という軽い音ではなく、「ガガガガガッ!」という力強いドラミングが響き渡り、その音だけでも存在に気付くことがあります。また、巣穴を掘る能力にも優れており、クマゲラが開けた大きな樹洞は、フクロウやシジュウカラ、モモンガなど、ほかの生き物たちにも利用されます。そのため、クマゲラは森の生態系を支える重要な存在として知られています。特徴的な声を出しながら移動するので、まず声で気づくことが多い鳥です。ベリー園の上空をまれに移動することもあるため耳を済ましてみてください。声が聞こえたらぜひ教えてください!!
観察記録メモ
2026/07/02 鳴き声 14:00頃
2026/06/28 鳴き声 15:00頃